先日サムギョプサル食べに行ってきました。
サムギョプサルってうちの場合、
そもそも家で焼いて食べるよね
みたいな雰囲気をお持ちだったりするから、あんまり食べに行ったりとかがないのですが、友達と食べに行くとなったら話は別です。
なぜなら、たいがい私には見つけられないところに連れて行ってもらえる旅になるから
( *´艸`)
というわけで行ってきました。
しかし今回も結構ディープだった(笑)
대원식당
車降りるくらいまでは全然よかったんですよ。ちょっと専門街みたいなところではありましたが、ふつーにお店がならんでいたりしましたので、
おぉ・・・電気すごいな工場すごいな
くらいのノリで歩いていたのですが、1本入っただけでなんかもう別世界。(笑)
あれ??ここ、大都会ソウルの中心部鍾路であってる??
って思うくらい、なんとなく薄らさみしい感じの路地に入ります。
(/o\)
あーーーこれ、言葉の通じない外国だったらきっと入らない道
って雰囲気が漂ってます。
とはいっても私の生活圏がそんな雰囲気じゃないから単純にちょっとビビってる、ビビりです
(;´∀`)
っていうだけなのですが。
しかしいったい何を見たらここに来ようと思うんだ、友達?
とちょっと思うんですが、まぁ乗り掛かった舟です。行きましょう。
行ったらほぼ満席
普段だと店の外でも食べられるということで、友達は外で食べたそうだったのですが、なにしろここのところ、くるってるかのような猛暑が続いているので、なかなか私もゴーサインが出せません(笑)
中で食べようということになったのですが、なんとすぐ満席。
もちろんそれほど広い食堂というわけではないのですが、時間も韓国のコロナ対策を考慮して早めに来ているにもかかわらず、いっぱいなのです。
おまけに待ちの人までいるほどの賑わい。
あれ?すごい人気店なの??
あ、参考までに、もちろん食べてるのは全方位おっさんばかりです。
そして来ましたサムギョプサル。
スンドゥブチゲという豆腐のスープもご飯頼んだからか出してくださったのですが、まるでふつーに注文したかのような美味しさ。
お肉もおいしかったんですけど、おかずがすごくおいしい!!
そして、私は焼けた様子は全然とり忘れてたので(ノ∀`)・゚・。、
友だちの動画で焼けた肉のその真価をお楽しみください。
また今回、何より驚いたのがおじさんたちの変化です(おっさん呼ばわりしてますが、私もおばさんということは十分承知しております)
今回私たちが行ったのは、路地裏に小さなお店や小さな町工場がひしめき合ってる車も通れないような地域だったりと、なんていうかお店の人もお客さんもなんとなく知り合いか、もしくは知り合いの知り合いみたいな、比較的似通った生活をされてる方々が、いつものようにいつものお店に来ている的な、そんな感じのお店にお邪魔させていただきました。
そんなところにぽっとやってきた私達といえば、黄色いふわふわのロングワンピにジャラジャラのアクセサリーとか(笑)若干異質な人たちかなーという感じではあったと思います。
(もちろん普通に食堂なので、注文してちゃんと支払うのであればまったくなんの問題なく入れる一般的なお店ですが)
お店に入った瞬間まぁまぁ見られました(笑)
そしてしかも私たち、日本語で話しています。
異質なものがちょっと入ってみる、というのが悪いことだとは個人的にはあんまり思っていません。まぁここ最近の話ですが。
ときと場合にもよると思いますが、ちゃんと礼を尽くして、お互いを尊重しながら関われたら、異質なものってちょっとした変化を起こして新しいものを、いいにつけ悪いにつけ、必要にあわせて生み出していけるんじゃないかなっていう想いを、相手に押し付けない程度には持ってるので、このときは、失礼のないように、でもあまり迎合するばかりでもないような感じでご飯いただいていました。
まぁ、簡単に言うと、声かけていただけるのは本当にありがたいんだけど、ちょっとめんどくさいから、こっちもやることとかあったりして、ちょっと気が回らないから、おじさんに話しかけられても聞いてるような聞いてないような風でご飯いただいていたってことですw
(とはいっても、やっぱりいろいろと持ってる背景が違うので、こんなところに日本人がいるだけで不快、みたいな方もいると思いますので、その辺はもう本当にどうしようもないのですが。)
ただこういうところだと日本人だからとかそういうことではなく、昔だと、物珍しさもあり、なんだかんだと日本語でも韓国語でもわりと執拗に話しかけてくる人(特におっさん。お酒入ってると5割増)が結構いたのですが、こないだのカンジャンケジャンの時といい、今回といい、さらっと話しかけてくるくらいで、おっさんがスマートになっているのです(おっさん呼ばわりしてますが、私がおばさんだという自覚は引き続き保持しています)
もちろん韓国なのでいい意味で人と近い感じはあるのですが、こちらが負担にならない程度に関心を向けてくれているのです。
適度にこっちも相づちがまぁまぁ打てるくらいの距離感というか。
昔みたいに、でしょ?でしょ?と言いながらこっちが返事するまで、話しかけてきたりしません。
そうか・・・おっさんまでもがこんなに変わってきているんだ・・・・(私がおばさんだという・・以下略)
と、なんかすごく不思議な感じでした。
おまけに友達がそのおじさんのテーブルで食べているものが気になっていたのですが、興味を示すとおっさんたち、
何のためらいもなく分けてくれます。
昔あった、俺が分けてやった、みたいな押しつけがましさのみじんもなく。
それがこれ。(すんませんホントはもっとあったんだけど食べちゃったあとで・・・)
しかもこのタラの煮つけもすっごくおいしかったんです。ホントおいしいお店なんだな、と思いました。
ここ最近の私のお出かけで、2回連続でおっさんがスマート化してるので、ちょっと私の中での
韓国のおっさん
に対する、基本データを改定していかなくてはという気がしています。
こうやっていろいろなものが音もたてず、静かに変わっているのですね。
私はちゃんとかわれているのかな?
食べ終わってお店を出るときには、とてもおいしかった、ご馳走様と、おじちゃんたちにもお店の方にも挨拶が、自然と出るくらい良くしてもらいました。
おじさんと話していたらお店にいる人全員聞こえるようなそんなこじんまりとしたお店で、めちゃめちゃおいしかったと、すごくよかった、と、タラおいしかったです、ご馳走様といってお店を後にしました。
おばちゃん笑顔で手を振ってくれてました。
こちらこそこんな、ちゃらちゃらした格好で(わかってはいる)、写真撮ったり動画とったり、仕事上がりのおじさんのオアシスのような食堂で、おいしいもの食べさせてくださって本当にありがとうございました<m(__)m>
素敵な食堂に乾杯です!!
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