いよいよ、私の中では待望の学校見学です。
コンドミニアムのあるところまで、車でお迎えに来てくださいました。
今回は、white bay という、不動産系がメインかな?わかりませんが、そちらの方の案内をお願いしました。
ブログをされている方が、女性で、こちらで実際に子育てされているというのが、私の中ではけっこうなポイントだったので、お願いし、かなり急なお願いだったにもかかわらず、対応していただけることになりました。本当にありがたいです。
今回は女性お二人が案内してくださいました。
お話なんかもいろいろ聞けたらいいな、とこちらも期待。楽しみです。
基本3校ほど案内いただけるということでしたので、一番見てみたかった学校のほかは、よさそうなところをアレンジしていただきました。
というわけで、今回見に行った学校は下記の3校です。
それから学校のほうの写真も撮りたかったのですが、最初に行った学校で、
もちろんかまわない、かまわないのですが、子供がうつらないようにしてほしいのと、校内での行動の様子なんかがわかるようなのは申し訳ないがご遠慮願いたい。
写真が必要だったら、ご連絡いただければこちらで撮ったものをお送りすることもできます。
というような、お話でしたので、写真のほうはとらないようにしました。
マレーシアではまだ子供の誘拐、なんかもあることもあるそうですので、防犯上の問題などもあるのかもしれません。
そして、見学の内容もほぼ私の主観で見た学校の様子、と思っていただいて構わないと思います。客観性なしですw
そちらは紹介しているサイトのほうに飛んでいかれますと、しっかりとした情報が記載されておりますので、そちらを参考にしていただけるとより充実したものが見られると思います(^O^)/
1.ラッフルズアメリカンスクール
こちらで簡単な説明がのってました。
学校見学にはアポイントが必要になり、入り口で警備の人がチェックしています。
これはどの学校もそうでした。
こちらの学校はなんと東京ドームが9個入るくらいの広さなんだとか。
いまだに建設中の建物があり、寄宿舎も今年完成予定なのだそう。
なんか工事が終わらなくて、予定が延び延びになっている
と、マレーシアらしい理由で遅れているそうですw
学校の中にはプラネタリウムもあり、何と見せてもらいました!!
できたばかりということでしたよ。
韓国のうちの近所の区立図書館より広いんじゃない??っていう図書館や、いくつもある多目的ホール、体育館。
構内にキャンプができる林まであり、学校にいればたいがいのことはできそう。
圧倒的な広さです。
方向音痴な娘は多分、ここいったら迷うだろうな。
図書館でも、子供たちは座ってたり、寝そべったりしながら本を読んでいます。
こちらの学校は朝ご飯、昼、そしておやつ?までが学費に込みになってるそうです。
メニューもいろいろな国の人がいるからか、洋風やマレー風?ベジタリアン用など、いくつか用意されています。
授業は小学校までは担任の先生が国語・算数・理科・社会的なものを教え、プラス体育なんかは専門の先生が教えてくれるそうですよ。
放課後の活動は同じものをずっとするのではなく、いろいろなものを日替わりでするような感じで、色々楽しめるようです。
クラスの人数はエレメンタリーは十数人で、セカンダリーになってもそれほど増えたりはしないそう。
そして先生は、資格のある先生をほとんどアメリカから連れてきているそうです。
私たちが行った時にはほかに、ニュージーランドの先生とイギリスの先生が、そして中国語やマレー語の授業があるので、それにはそのネイティブが入っているとのこと。
こちらの学校に行った時には、時間帯が合わなかったのか、授業の様子は見られなかったのですが、ところどころにある中庭のようなところで幼稚部の子供たちが楽しそうに遊んでいるのが見られました。
大量の資本が投資されているという感満載の学校です。
広すぎて人にあまり会わないw
ラッフルズのおむかえにはマルボロがあり、こちらもハンパなく大きい学校ですね。
マルボロのほうは、決まった日のみ見学ができるそうですよ。
ラッフルズのほうは生徒の英語の能力に問題がある場合、別途フォローをしながら授業のほうに入りつつ、なかなか授業についていくには難しいような場合には集中的に勉強させたり、学年を一つ下げるなど、ある程度柔軟性のある方法で生徒を今のところ受け入れてくれます。
2.サンウェイインターナショナルスクールイスカンダル
こちらはできたばかりで日本語の情報があまりなかったので、そのまま学校のサイト載せました。
あ、2017年1月に始まったばかりなんですね!
こちらはカナダのオンタリオ州系の学校で、IBという国際バカロレアという資格を得られる教育をしてくれる学校です。(試験はもちろん本人が受けますが)
できたばかりで、どこも新しい!
まだ生徒もあまりいないので、教室を広々使ってます。
こちらも給食は選べますが、料金は別途。
先生はほとんどカナダからいらしているそうです。
まだできたばっかりだったせいか、クラスには名前がまだはってあって、日本の子や韓国の子の名前もちらほら。
そして、ちょうど見学させていただいた時間がお昼ごろだったせいか、生徒たちが構内をうろうろ。
制服を着た学生たちが、楽しそうに行ったり来たり、遊んだりしています。中2になる娘が、
男女仲良く遊んでるんだね
とつぶやいていたのが印象的です。
あぁ、そうだね、たしかに。
そしてほかにもちょっと驚いたのは、案内を受けている私たちの後を、生徒たちがついてきたことです。ぞろぞろと(笑)
2階のパソコンの部屋のあたりであった子達が、1階のカフェテリアの案内を受けた後、また2階に上がってくるまでずっと。
しかもすっごいキラキラした目で!!!
私はその5,6人の子供たちの中に、1番目の友達に似た子を発見!背が高くて、すらっとした顔立ちがとっても似てたんです。
あ、あそこにヨンソがいるじゃん!!ヨンソ久しぶりって声かけなよ!!
とあおってみるのですが、こんなにも長いことついてくる生徒たちとは裏腹に
ママ、何バカみたいなこと言ってるの?恥ずかしいからやめて、違うから!!
と、非常に萎縮してるw
そんなことを言っていると、そのうち、ついに好奇心の限界に来たのか、その集団の中の一人が私たちに声をかけてくれました。
こんにちは。私は日本人なんですが、日本から来たんですか?名前は何ですか??
と、何のよどみもない、まっすぐな瞳で私たちに話しかけてきます。
多分、私たちに興味を一番持っていたのはほかの子っぽかったのですが、日本語ができないので、一緒にいた日本語のわかる友達に声をかけてもらったのでしょう。
1番目の名前を告げ、ここの学校は楽しい?
ときくと
はい!
といいながら、ニコッと笑ってくれました。
なんていったらいいかわかりませんが、このまっすぐさを、ストレートさを、私が中学生のときにもてていたか、といえばまったくもって自信がないですし、それはうちの娘たちを見ていてもそのようなものを持ち合わせているようには見えません。
別にどちらがいいとか悪いとかではありませんが、そういえば初めて韓国の学院で授業していたころはこんな感じの学生が、韓国にもいた気がします。
環境って本当に重要なんだな、と改めて思いました。
確かに私もここ数年、本当にさまよってる感ハンパない、五里霧中どころが、五十里くらいは可視化できないんじゃないかってなか、じたばたともがいてましたところ、happy seoul を知って、いろんな人に会えて、何かが変わってずいぶん楽になりました。
だれにあって、どんなことを話すか。
それは、自分が想像している以上に重要なのかもしれません。
そしてその上で、どんな自分でありたいか、をもっと明確に持ち、そのための方向性を確認し、何を喜ばしいと思うのかを感じられるような感覚を、もっと鋭くしていくべきだな、とさらに思ったりもするわけです。
こうやって日常ではないところに来ると、否応なしに自分と向き合うためのイベントが、それこそ石ころのようにそこら中に転がっています。
その石を拾ってみるかどうかさえ、自分次第。
そして、じゃあ私はどんなんがいいの?
と聞かれる。
だれに??
私に(笑)
3.スリアラインターナショナルスクール
私が一番気になっていたのはこちらでした。
こちらの教頭先生(?)の奥様が日本の方で、以前ブログを書かれていたのを見たのがきっかけで、こちらが気になっていたんです。
行ってみてびっくり。
こちらは校舎というよりは、家をいくつか改築して、なんか学校っぽいことしてます。
みたいなところ。
東京ドームが9個入ってしまうような学校 → 普通っぽいけどそれでも韓国の学校よりは全然大きい学校 → ここ
の流れてみてきた子供はかなり引いてますw
私もちょっとびっくり。
えっ?ちょ・・・学校??みたいな。
でもこちらジョホールバルでは一番古いインターナショナルスクールなんだそうです。
こちらの学校では授業の様子をちょうど見ることができました。
ちょうど中国語のクラスと、算数(?)のクラスだったんですが、黒板には今日習うことのタイトルが書かれているのみ。
あとは先生は黒板に背を向けて、子供のノートを見ながら何か教えている。
人数も一クラス5,6人くらいでした。
こちらは小さい子のクラスね、といって見せてくれた後、こちらが1番目と同い年のクラスですよ、といって連れていかれたクラスはちょうど数学の授業をしていたところでした。
この数学の先生、いかにも気難しそうな顔をしていて、
うん、なんか、100年くらいヨガの修行とかに行ってきたって感じだよね。
というのが私の印象だったんですが、こちらの先生が、見学に来た、という私たちを見ると、
じゃあ、みんな自己紹介して。名前と、どこから来たか、とね。
と生徒たちに促すんです。
いや、ホント、見学なんで、授業の邪魔しちゃ悪いし(汗)
なんて思う暇もなく、もう瞬速で、一人の女の子が立ち上がり、自己紹介。
こんにちは、私はインドネシアから来た〇〇です~~
もうこの流れに驚きを隠せない(汗)
だれも戸惑ったりしないで、サクッと自己紹介して、ニコッて笑う。(女の子はね)
自己紹介しながらみんなで笑ってて、仲良さそうな感じ。
3番目に自己紹介してくれた子は日韓のハーフで
あ、うちもおんなじなんだ。
といったら
ホントに!?
と話を返してくれる。
名前は日本名だったので、多分お父さんのほうが日本人っぽかったですが、似たような環境の子に1番目は若干反応(笑)
そして、男の子たちも自己紹介してくれたんですが、その中に一人すごくシャイな子が。
先生も
彼はすごくシャイなんだ。
と見学の間のほんの10分くらいの間に、3回言ってました(笑)
先生がシャイだと3回も言うだけあって、立ちあがってもまず、下を向いている(笑)
そして、クラスの男の子に向かって
何言うんだっけ??
と聞いてるwww
かわいすぎる。
名前だよっ!それとどこから来たか!!
といわれ、顔を30度くらいこちらに向けて(もちろん目はあわせないw)
〇〇です。・・・・・・・あとなんだっけ??
どこから来たか、だよ!!!
〇〇からきました。
みたいな感じで自己紹介。これだけにほかの子の倍はかかってるww
うん、こんな短い間に先生が3回も、彼はシャイだ、というだけあるよね。っていうシャイっぷり。
でも別に誰もそれで揶揄するって感じではなく、先生もシャイだっていうだけで、それがどうとか、そういうことは言わない。
私たちの前だからかもしれないけど。
でもなんていうのか、
言語を通さないその場の何となくの雰囲気
を人は結構感じてるものだと思います。
娘も最初はこの学校を いや、ここはないな。と思っていたようですが、雰囲気を見て、だいぶ考えが変わったようです。
そして、この学校をどう説明したらいいかな、と思いを巡らせ、ふと思ったのは「ノルウェイの森」の直子がはいっていた、AMIという病院というか、そんな施設のような雰囲気が何となくイメージとして浮かびました。100年前のイギリスの片田舎の学校みたいなイメージの木の生えた渡り廊下を歩きながら。
なんていうか、静かで、真摯で、あったかい。
あ、でも通ってるのが子供たちですので、もっと活気があって、そして無秩序だと思いますけどね。
マレーシアはイギリスの植民地だったので、イギリス式のものが結構残っているそうです。
こちらの学校もイギリススタイルなのだとか。
こちらも英語の能力が不足している学生に対してはある程度ケアをしてくれるということです。
というかきっとしてくれると思います!
そんな雰囲気の学校でした。
どの学校も本当に魅力的で、それぞれの良さを感じました。
こちらの学校は1月に始まるところもあれば9月に始まるところもあり、と一定ではありません。国として一般のマレーシアの学校は決まってるのがあるのかもしれませんが、インターナショナルスクールはそれぞれでやってるみたいなのと、留学みたいな感じでくる子は英語の能力に多少不安材料があったりするので、年齢と学年が一致していないなんていうことがよくあるようで、生徒同士も何歳だとか、そういうことはあまり気にしないで学校に行ってるようです。
それから、2番目に行ったサンウェイでいわれたのですが、世界的にする子供の学力テストのランキングあるじゃないですか?
たいがいアジアの国々が上位を占めてるあのランキングです。韓国も結構上位ですよね。
あのランキングで、欧米の国の中では1位だという結果を出しているのがカナダで、こちらの学校でも、そういうテスト的な部分と、もっと別の部分とを大事にして、両方のいいところをバランスよく取り入れながら学校運営を行っている、ということを言っていました。
フィンランドとか、スウェーデン、なんかはどこに行ったの??
と思ったのですが、見せていただいたランキングではカナダの下あたりにいました。
一応ご参考までに。
あ、それから、ランチは2つ目の学校を見終わったところで連れていっていただきました。
子供たちは、スパゲティ頼んでました。
見知らぬ食べ物は怖いらしいw
学校見学の後、次のホテルに送っていただきました。
今度はジョホールバルの繁華街、駅などもある場所にホテルをとりました。
町中がどんな感じなのか見てみたかったんです。
それからこちらのホテルにはプールがついていたので・・・・ってどんだけ子供に媚び売ってんでしょう、私w
また、下にスーパーが併設されていたので、そこも見たくてこちらにしました。
テスコがはいってましたよ。
そして部屋から見た街の中心部
こんな感じの家が多いようです。
この日も決してプールを楽しめるような天候ではなかったのですが、プールで一緒に泳ぎました。
案内してくださった方も、ここのところいつもより涼しいと話してましたので、普段はもう少し暑いようです。
とはいってもそんなに蒸し暑くない感じで、ホント1年中過ごしやすい感じかもしれません。
学校ではパンフレットをくださいました。
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