うちの子供たちの通う小学校は、こちらでいう、ヒョクシン(革新)学校といわれる学校で、韓国の通常の学校よりも芸術だとかほかの課外活動などに力を入れるという、
それを任される先生の度量が試される
授業が多く、日本でいうところのゆとり教育みたいな感じの学校です。
ただ、違うのは(おそらく)そういう授業をする時にはそれ専門の先生がいらっしゃって、子供たちを指導してくれます。
音楽も図工も森の体験なんかも、専門の知識を持つといわれる先生がいらっしゃって、授業をするんだそうです。
・・・・・とはいっても、私が小学生のときに図工で作らされた、木の変な飾りなんかよりもはるかに沸点の低い感じの作品を持って帰ってきたりして、ちょっと納得がいきません(笑)
合唱なんかも、うちの学校、コンクールを目指すようなブラスバンドの先生が音楽でいたりしたし、合唱コンクールどころが幼稚園の子供たちの歌でさえ、目標設定ポイントの差を感じずにはいられません。
まぁ、最近の日本のことはよくわからないので、なんとも言えませんが。
と、そんな客観的に見てしまうと、残念なゆとり教育とどこが違うのか、という感じかもしれませんが(いいゆとり教育もあると思いますよ!!)私が唯一もうこれは本当にありがたいな、と思うのは年に1回ではありますが、天体観測の授業をしてくれることです。
これは授業というよりは、自由参加に近いのですが、ここで見る星を子供たちよりもはるかに真剣に、かつ楽しみにしている親がここにいます(私です)
うちの子優しいので、この授業があると必ず熱心に(!)知らせてくれます。
っていうか、天文系の授業がほとんどされていないようで、うちの子は冬の大三角形はもちろん、日の長さと影の関係や、もしかしたら太陽はどの方角から上ってくるのか知らないんじゃないかとちょっと不安です。
見せてくれるのは大体惑星で、火星とか、土星なんかが多いのですが(時間的に合えば宵の明星 金星も)こないだ織姫星であること座のベガも見せてもらえました。
子供のころからなぜが天体系がとっても好きで、星を見るのが楽しかったのですが、それは今でも変わらず、この日だけはほとんど学校の行事などに顔を出さない私もいそいそと学校へと向かいます(笑)
そして、韓国で天体を楽しんでいる方にわくわくしながら話しかけます。
韓国にはそういった設備はあまりないそうで、日本の設備がうらやましい、という方もいらっしゃいました。
いろいろ聞くと、タブレットを出してきて、アプリで詳しく説明してくれたり、今まで見てきた星について話してくれたり、もう子供よりはるかに盛り上がっています。
ボランティア的に地域の子供たちに見せて回ってくれる人たちがこうしてやってきてくれて、ご自身がお持ちの天体望遠鏡を惜しげもなく子供たちに披露してくれてるそうです。
もう本当にありがたいです!
そんな中で撮って頂いた月の写真がこちらです。
望遠鏡ののぞところにスマホのカメラを近づけて撮影してもらいました。
すごくないですか??
これ私のスマホで撮った写真なんですよ!!
もっと拡大して月を見せてくださる方もいらっしゃったりして、すごくリアルな月の顔を見てしまい、またドキドキ・・・・・
もう解散ですよ~~~。
と呼ばれるまで、望遠鏡にかじりついている空気読めない人になって、先生から
息子さん、先ほどお母様と帰宅するといっていたのですが、それでよろしいですか??
と電話がかかってきたりしますw
あれ?もしかしてだめ親なの、私??
でも、本当に星はロマンです♪
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